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by tsukam_m
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ノーサイドブレーキ深川


深川の雪のシーズンは、11月中頃から始まります。
最初は、降っては溶けを繰り返し、
だんだんと冬が深まると、溶けなくなった雪が積もっていきます。

これを根雪というそうです。
そこから3月いっぱいくらいまでが雪のシーズンです。

最高気温は-2℃くらいが平均で、
私は最低-15℃まで経験しました。
人生で初めて鼻毛が凍った朝でした。

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STAR WARSもビックリ。な
つららです。
ある朝ベランダの頭上から生えていました。

こうしてみると、そこどんだけ寒いのー
と思うかもしれませんが、意外や意外、
雪国の屋内の暖かさは、本州の冬より快適な部分があります。

確かに外はキリッとした寒さ。-○℃の数字に間違いありませんが、
その分建物は相当暖かい造りをしているのでしょうか、
やはり雪国は冬の生活への備えが充実しています。

習慣としても、暖房は強弱をつけながら常時つけているため、
むしろ本州より暖かいのです。

引越し当時大家さんに聞いたことがあります。
「本州から来た人の方が灯油を使わずに、
こたつだけで我慢して、ムリして寒さに耐えてるみたい。」

なんとなく、わかります。
私も当初、
(え、留守中もずっと暖房つけとくの…?)
と灯油代におびえていましたが、
つけたり消したりすると余計灯油を消費したり、
寒くなって水道が凍ったりして生活に支障をきたすようです。

気になる一冬の灯油代は、本州の夏の冷房代くらいでした。
こちらは夏に冷房がいらない分、年間の生活費は本州と変わらない結果に。

わからないものですね。



そんな深川は時折、氷の世界を見せてくれます。

私も1年でだいぶ慣れたようで、
2回目の冬はちょっとのことではうんともすんとも言いません。


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なんということでしょう。
ウロコ状にコーティングされた魚のようなボディ。



いや、さすがにビックリしました!
うんともすんとも言いました。

珍しく雪ではなく、朝から雨の日に屋外駐車場に停め、
寒くなった夕方に戻ると見事に変身。
雪まじりの雨が急激に冷やされ、全面凍ったようです。


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こういうガラス、ありますよね。
前が全く見えません。

触ってみるとツルツル。
見た目はゼリーのようで、正直キレイでしたが、
エンジンをかけ、ガリガリしながら温まってようやく前が見えました。


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ガリガリにはこれを使いました。
「スノーブラシ」
赴任当時の上司からいただいたのですが、
雪国の車には毎日活躍する必須アイテムです。

冬、外に駐車していると、一日で何十センチと雪が積もります。
車に乗る前は必ず「雪下ろし」からスタートです。



冬は雪っ♪だけではなく、
凍結に注意ということを学びました。

実はこれも、さっき理解したばかりなのですが、
北海道に来てすぐ、とても驚いたことがもうひとつあります。


サイドブレーキをかけない。


最初は、たまたま一緒に乗った人だけかと思いました。
けれどもやっぱり、誰もかけない。

聞くとみなさん口をそろえて、
「なんでサイドブレーキなんかかけるの?常識でしょ」
と言わんばかりに、かける方がおかしいと仰せられました。

調べるとどうやら、サイドブレーキも凍ることがあるようです。

なるほど…

今日までずっとかけ続け、
運よく一度も凍っていないサイドブレーカーの私ですが、
今日からどうしようか。

クセになったら本州に帰ったとき怖い。と思いつつ、
郷に入っては郷に従え?


地域に根付いた習慣には生活の工夫がいたるところにあり、
わけがちゃんとあるのだと感じました。

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by tsukam_m | 2016-02-23 17:16 | 雪国の生活 | Comments(0)