もし都会で育った若者が北海道の田舎で暮らしたら。 moshikita.exblog.jp

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by tsukam_m
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キョロキョロする深川


一歩出れば至るところに、
暮らしの工夫が感じられる雪国。

見慣れない私には感心させられるものばかりで、
思わずキョロキョロしてしまいます。地元の人には変人でしょう。

特に真っ先に目につくのは
家(住宅)です。
屋根の形にすごく特徴があります。

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四角い印象がありませんか?

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やっぱり、四角い!
この平らな屋根は東京大阪では多くなく、
あっても会社か、デザイナーズハウスなど、一般的ではない感覚です。

北海道ではたくさんあります。
そこで不思議に思ったのです。


(平らだと雪が積もっちゃうのに、どうなってるんだ?)


実はこれ、最近テレビで知ったのですが、
北海道の住宅の屋根には歴史があるようです。

屋根に積もる雪を「屋根雪」と言いますが、
昔は屋根雪が自然に落ちるよう、三角の屋根が一般的でした。

しかし、人口の増加とともに住宅も増え、
隣の家との感覚が狭まると、
落ちる屋根雪がご近所トラブルになるようになりました。

次第に、屋根雪を考慮して様々な形に変化し、
現在では落雪のない平らな屋根が多くなったそうです。

北海道科学大学の千葉准教授によると、
屋根雪は1m程度なら下さなくてもよいのだそう。
屋根の形の変遷とともに、住宅の造りも強化されているのですね。

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中には三角の屋根もあるのですが、
よく見ると傾斜の方向がお隣に向かないようになっていました。なるほど!


雪が落ちる屋根の工夫は他にもあります。

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「雪囲い」
巨大なすのこのようなものを住宅にかけています。
落ちた雪がたまって、窓が割れるのを防ぐんだそうです。
雪に窓がつぶされるなんて、すごい…

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「冬囲い」
同じく、こちらは木バージョンです。
雪につぶされるのを防ぎます。

こうした細やかな冬支度はあちこちに見られます。


雪国の暮らしの知恵は、
時代とともに変化するもの、古くから続いているもの、
両方が融合されて、顕在しています。




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by tsukam_m | 2016-02-24 13:40 | 雪国の生活 | Comments(0)