もし都会で育った若者が北海道の田舎で暮らしたら。 moshikita.exblog.jp

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by tsukam_m
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カテゴリ:雪国の生活( 9 )


雪遊び!


雪国に住んで2年。
初めて雪で遊びました。

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「スノーシュー」と言います。
昔で言うところの「かんじき」だそうで、これを履いて雪山を歩きます。
地元の方にご案内いただき、初体験です。

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この日はとても天気がよく、景色が本当にきれいでした。
どこを見ても一面真っ白。マシュマロのようななめらかな雪。

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来た方向には足跡と山(帰りやすい)。
天気はよくてもわりと積もってて、足を上げるのがすごくいい運動でした。

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山に入ってみると、
そこには普通では見られない光景が広がっていました。
スノーシューの存在を知らないと見られない景色。

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物音ひとつない静けさが印象的でした。

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こちらはある日の公園です。
深川では毎年「氷雪祭り」というイベントをしていて、自衛隊が大きな雪像を作りにわざわざ来てくれます。

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他にも、市民の中で有志の団体が様々に雪像を作ります。
みなさん平日も仕事が終わってからコツコツ作業しているんです。
寒い日も、吹雪の日も、それはそれは大変なのに。

すてきですね。

雪国では雪遊びが発達しています。

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by tsukam_m | 2017-02-09 13:21 | 雪国の生活 | Comments(0)

深川ビフォーアフター


車の暖房が、暑い。
ん?これは…春の兆しではありませんか?♡

北海道の冬、小さな軽のエアコンは、
何か月もこの通りでしばらく触りませんでした。

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HOT MAX!POWER MAX!

これでもすぐには暖まらず、
乗った直後は寒さの中、凍え、震え、悶えながら
目的地に着くまで待ち続けることもありました(冗談です)。

しかーし!

さすがは雪国。
私は北海道に来て初めて、
「エンジンスターター」という存在を知りました。

詳しい方ならご存知かもしれませんが、
遠隔で車のエンジンをかけられる機能があるのです。

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帰り際、自席でスイッチをピッ。
駐車場に着くころ、車はすでにあったまって、
ご主人様をお迎えしています。

なんてお利口な…!

基本的にはどんな車にも付けられるようです。


毎日乗る車からも、
季節の移り変わりを感じることができます。

春が近づくうれしさは、
私を外へと駆り出します。

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さてここで問題です。
よーく見てください。
手前に見える背の低い木はなんでしょう?

よーく見てもわかりません。
ヒントは…赤くて甘~いくだものです。

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これは5月の同じ場所です。
ピンクの花が咲いています。

正解は、さくらんぼです!
深川はさくらんぼの隠れた名産地なんですよ。


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同じ山からの景色。
高台からの開けた眺めは、
思わずだれかに見せたくなります。

どうやら私の”見てポイント”はいつも変わらないようで、

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夏にも撮っていました。これは7月です。


冬のまっしろ、夏のみどり
どちらもとても素晴らしいです。

季節によって全然違う顔になる深川は、
まるでなんちゃらビフォーアフター。

これからも色々な顔が見たいです。楽しみ。

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by tsukam_m | 2016-03-10 12:00 | 雪国の生活 | Comments(0)

KEEP SLOW 深川


「うわぁ~すごい!まっすぐ!」
「ほんとだー!長ーいっ!」


北海道で車に乗り、
周遊したことのある人は、
だれしもきっと、出会ったことがあるでしょう。


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まっっっすぐの道!

どこまでも曲がらない長~い道が、
土地の広い北海道では数多く存在します。

こうした道に遭遇した旅行者は、
感動!
周りには高い建物もなく、見晴らしがいい。
そして車も少ないので、つい気持ちよくスピードを出しすぎ
捕まる!
そんな人が多いらしいです。

(昔々、親もお世話になりました。)


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深川にもいくつかあり、
思わず立ち止まりたくなる絶景です。

しばらく見とれていましたが、
よく考えました。…この遥か前方、
冬の坂道はキケンです。


冬でも夏でも、春でも秋でも、
まっすぐ道に出会ったら、
ゆっくり、楽しみましょう。


本州はだいぶ春めいているようですね。

深川もだんだんプラスの気温が多くなり、
雪が溶け、路面が出てきました。

少し暖かくなると、外を歩きたくなるもので、
普段は車通勤のところ歩きにした昨日の帰り道、

見たのです!何かが目の前を横切るのを…

…キツネだ!

自宅前なので山奥とかではないのです。
そんな中、まるで野良犬並みのナチュラルさで現れてくれたキツネに、
感動です。

写メは暗くて断念。。

でも、車ではきっと気づかなかったでしょう。
車を降りて、ゆっくり歩く。
一駅分だけ、歩いてみる。
たまにはうれしい発見があるものです。


まっすぐ道も、キツネも、
ぜひ実際に見に来てくださいね。

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by tsukam_m | 2016-03-08 11:47 | 雪国の生活 | Comments(0)

標識シリーズ深川


慣れ親しんだ土地を飛び出せば、
見たことのない標識はたくさんあるものです。

深川には、雪国ならではの標識があちこちにあります。

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なんとリッチな…!

いえいえ、わりと切実だと思います。
路面は雪が常にある状態で、時に氷でツルツル。
特に、坂道を運転するのはかなり危険です。

そのため、道路を暖めて雪や氷を溶かし、
事故を防いでいます。

床暖のようなものですね。
交通量のある大きな坂道に多く見られます。

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少し上を見渡せば、かなり目立つ矢印があります。
何を指しているのでしょう。

道幅です。「だいたいこのへん↓」と言っています。

冬は道路の白線が見えません。
雪に埋もれて路面が白くなるからです。

そのため、道幅の位置を示し、走る感覚を教えてくれます。

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同じく地上ではこうした棒がささって、
道幅を教えてくれています。

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白線が見えないということは、
すなわち停止線も見えません!

これは私も実際にすごく恐怖を感じたことがあります。

停止線から何から何まで、道路のありとあらゆる線が見えないのは、
どこを走っていいかわからずとても危険です。

そんな時、道路の脇に立っている標識は唯一の救世主様!

彼に命を救われた人は何人もいるでしょう。


こうして、改めて、
気づかなかった道路の線と標識の大切さを痛感するのでした。




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by tsukam_m | 2016-03-01 11:19 | 雪国の生活 | Comments(0)

余裕な深川


北海道のスケールは、道路にも表れています。

どこへ行っても道幅が広いです。

特に、走行の多い道路。
名古屋や都心では片側5~6車線ありましたが、そうではなく、
1車線でも、道路全体の幅が広いのです。


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これは片側1車線。
白線の両サイド、やけに余裕があります。
まるで4車線でもいいくらい。

夏場は単に、「土地余ってるなー北海道」くらいにしか思いませんでした。

でも、冬になって、ガッテン!

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除雪用だ…!

雪がたくさん降る北海道。
冬場の道路は除雪が命です。

天気によっては昼夜問わず、
大きな除雪機がせっせと道路を巡回します。
今日はそこまででしたが、多い日は分厚い層が道路脇にたまります。

それが、道幅の広い理由なのですね。


さらに、夏場は2車線の道路でも、
冬場は実質1.5車線になることが判明。

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ですから、北海道のドライバーには、
暗黙の交通ルールがあるように感じます。

季節を通して、なるほどがたくさん。おもしろいですね。


ただ、道路脇によけられた雪にはひとつ注意が必要です。

身長の高さほどにもなる壁のような雪。
徒歩でも車でも、とても見通しが悪くなります。

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身を乗り出さなければ確認できない…。
右折左折の際には、「止まれ」で十分に確認しましょう。



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by tsukam_m | 2016-02-26 12:08 | 雪国の生活 | Comments(0)

キョロキョロする深川


一歩出れば至るところに、
暮らしの工夫が感じられる雪国。

見慣れない私には感心させられるものばかりで、
思わずキョロキョロしてしまいます。地元の人には変人でしょう。

特に真っ先に目につくのは
家(住宅)です。
屋根の形にすごく特徴があります。

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四角い印象がありませんか?

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やっぱり、四角い!
この平らな屋根は東京大阪では多くなく、
あっても会社か、デザイナーズハウスなど、一般的ではない感覚です。

北海道ではたくさんあります。
そこで不思議に思ったのです。


(平らだと雪が積もっちゃうのに、どうなってるんだ?)


実はこれ、最近テレビで知ったのですが、
北海道の住宅の屋根には歴史があるようです。

屋根に積もる雪を「屋根雪」と言いますが、
昔は屋根雪が自然に落ちるよう、三角の屋根が一般的でした。

しかし、人口の増加とともに住宅も増え、
隣の家との感覚が狭まると、
落ちる屋根雪がご近所トラブルになるようになりました。

次第に、屋根雪を考慮して様々な形に変化し、
現在では落雪のない平らな屋根が多くなったそうです。

北海道科学大学の千葉准教授によると、
屋根雪は1m程度なら下さなくてもよいのだそう。
屋根の形の変遷とともに、住宅の造りも強化されているのですね。

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中には三角の屋根もあるのですが、
よく見ると傾斜の方向がお隣に向かないようになっていました。なるほど!


雪が落ちる屋根の工夫は他にもあります。

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「雪囲い」
巨大なすのこのようなものを住宅にかけています。
落ちた雪がたまって、窓が割れるのを防ぐんだそうです。
雪に窓がつぶされるなんて、すごい…

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「冬囲い」
同じく、こちらは木バージョンです。
雪につぶされるのを防ぎます。

こうした細やかな冬支度はあちこちに見られます。


雪国の暮らしの知恵は、
時代とともに変化するもの、古くから続いているもの、
両方が融合されて、顕在しています。




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by tsukam_m | 2016-02-24 13:40 | 雪国の生活 | Comments(0)

ノーサイドブレーキ深川


深川の雪のシーズンは、11月中頃から始まります。
最初は、降っては溶けを繰り返し、
だんだんと冬が深まると、溶けなくなった雪が積もっていきます。

これを根雪というそうです。
そこから3月いっぱいくらいまでが雪のシーズンです。

最高気温は-2℃くらいが平均で、
私は最低-15℃まで経験しました。
人生で初めて鼻毛が凍った朝でした。

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STAR WARSもビックリ。な
つららです。
ある朝ベランダの頭上から生えていました。

こうしてみると、そこどんだけ寒いのー
と思うかもしれませんが、意外や意外、
雪国の屋内の暖かさは、本州の冬より快適な部分があります。

確かに外はキリッとした寒さ。-○℃の数字に間違いありませんが、
その分建物は相当暖かい造りをしているのでしょうか、
やはり雪国は冬の生活への備えが充実しています。

習慣としても、暖房は強弱をつけながら常時つけているため、
むしろ本州より暖かいのです。

引越し当時大家さんに聞いたことがあります。
「本州から来た人の方が灯油を使わずに、
こたつだけで我慢して、ムリして寒さに耐えてるみたい。」

なんとなく、わかります。
私も当初、
(え、留守中もずっと暖房つけとくの…?)
と灯油代におびえていましたが、
つけたり消したりすると余計灯油を消費したり、
寒くなって水道が凍ったりして生活に支障をきたすようです。

気になる一冬の灯油代は、本州の夏の冷房代くらいでした。
こちらは夏に冷房がいらない分、年間の生活費は本州と変わらない結果に。

わからないものですね。



そんな深川は時折、氷の世界を見せてくれます。

私も1年でだいぶ慣れたようで、
2回目の冬はちょっとのことではうんともすんとも言いません。


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なんということでしょう。
ウロコ状にコーティングされた魚のようなボディ。



いや、さすがにビックリしました!
うんともすんとも言いました。

珍しく雪ではなく、朝から雨の日に屋外駐車場に停め、
寒くなった夕方に戻ると見事に変身。
雪まじりの雨が急激に冷やされ、全面凍ったようです。


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こういうガラス、ありますよね。
前が全く見えません。

触ってみるとツルツル。
見た目はゼリーのようで、正直キレイでしたが、
エンジンをかけ、ガリガリしながら温まってようやく前が見えました。


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ガリガリにはこれを使いました。
「スノーブラシ」
赴任当時の上司からいただいたのですが、
雪国の車には毎日活躍する必須アイテムです。

冬、外に駐車していると、一日で何十センチと雪が積もります。
車に乗る前は必ず「雪下ろし」からスタートです。



冬は雪っ♪だけではなく、
凍結に注意ということを学びました。

実はこれも、さっき理解したばかりなのですが、
北海道に来てすぐ、とても驚いたことがもうひとつあります。


サイドブレーキをかけない。


最初は、たまたま一緒に乗った人だけかと思いました。
けれどもやっぱり、誰もかけない。

聞くとみなさん口をそろえて、
「なんでサイドブレーキなんかかけるの?常識でしょ」
と言わんばかりに、かける方がおかしいと仰せられました。

調べるとどうやら、サイドブレーキも凍ることがあるようです。

なるほど…

今日までずっとかけ続け、
運よく一度も凍っていないサイドブレーカーの私ですが、
今日からどうしようか。

クセになったら本州に帰ったとき怖い。と思いつつ、
郷に入っては郷に従え?


地域に根付いた習慣には生活の工夫がいたるところにあり、
わけがちゃんとあるのだと感じました。

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by tsukam_m | 2016-02-23 17:16 | 雪国の生活 | Comments(0)

サラサラな深川


「吹雪」には動詞があるって知っていましたか?
私は知らなかったです(恥)。

最近よく「吹雪いています」。

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こんな日は雪が目に入ります。
でも、傘をさす人はほとんどいません。

雪がサラサラだからのようです。

たしかにはたくと落ちますが、
多少濡れる…ので気になりつつも、
浮くのでやめました。

さようなら、傘。

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先日この子を作ったときも、ビックリしたんです。

(あれ…雪だるまってこんなに難しかったっけ?)

丸まらないんです。

千葉や大阪でも作ったことがあります。
ちょっと雪をつかんで丸めて、
それを地面に置いてくるくる押していけば、はい完成!

でしたが、
…なかなか大きくならない。


!!


サラサラだからだ…!!(感動)


(感動したけど結局この子は大きくなりませんでした)


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by tsukam_m | 2016-02-18 14:30 | 雪国の生活 | Comments(0)

白!しろ!shiro!深川



飛行機を降りたのは1年前。
あれは、まっ白の季節でした。

はじめは見るものすべてにえらく感動したものです。

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今日も変わらず美しい
まるで粉砂糖をはたいたような山。
仕事中でもうっとりします。


家の近くは、

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胸の高さまでありました。
間近で見ると小麦粉をはたいたよう。


なーんて「キレイごと」ばっかり言っちゃって。

地元の人々には、
「わぁ~(感動)♪」はあまりないようです。



雪国の生活に欠かせない 「除雪・排雪」。
それはまさに重労働で、
-10℃でも汗ダラダラのおばさんを見ました。

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道路には背が高く大きな除雪機と、雪を運ぶ大型トラックが走ります。
大雪の日は深夜3時でも重機の音が聞こえてきます。
寒いのに…頭が下がりますね。

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追いやった雪はこうして一定の場所に積み上げられます。
こういうとき、北海道弁では「積まさる」というらしいです。
ex ) ふいにボタン押しちゃった!→「押ささる」

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これは市役所正面の駐車場ですが、
もうひとつ庁舎が建ったのかと思うくらい巨大な雪のかたまり。
少しひいて見ると、

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わかるでしょうか。車の倍くらいの高さです。

それくらい、たくさんの雪が降り、
たくさんの重労働、たくさんの絶景が
生まれているのです。



深川の冬は一面 白。
冬にまぶしいーって感覚を味わうなんて、その神々しさたるや。


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by tsukam_m | 2016-02-17 13:41 | 雪国の生活 | Comments(0)