もし都会で育った若者が北海道の田舎で暮らしたら。 moshikita.exblog.jp

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by tsukam_m
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野菜の苗にも人気がある


本日の北海道の気温は、
最高気温19℃
最低気温12℃
午後からは久しぶりに本降りの雨でした。

5月ももう終わりです。
いよいよ待ちに待った苗の定植ができるころかと思っていましたが、
先週までと打って変わって、
今週のお天気はななめ、気温が下がり気味で、
定植のタイミングを見失っています。

5月の中旬にいただいてきた
トマト・中玉トマト・ナスの苗は、
仮のプランターに入って家で待機しているものの、
トマトは背も伸びてしまって、早く畑に出してあげたいです。


市民農園の他の畑では、
風よけをした苗が2週間ほど前から見られるようになっています。
風よけをすれば、定植しても大丈夫な気温になっているのでしょう。

「風よけ」とはその名の通り風をよけるだけでなく、
保温・防寒、防虫になり、
比較的早い時期から苗を植えたいときに使えるようで、
気温が安定するころまでかけるものだそうです。

そうした細かな農業道具を持たないボンビーな半農女子は、
人一倍天候に左右され、もどかしいばかりです。

道具がないならないなりに、
もう少し時期を遅くして植えようと思っていたのですが、
家でグングン伸びているトマトを見て考えを改めました。

風よけをかけて、一刻も早く
この子を畑デビューさせなくては!


風よけに必要なのは「棒」と「厚めのビニール袋」ですが、
後者を探すのになかなか苦戦します。

苗を囲うにはちょうどいい大きさだけど薄い、か、
ちょうどいい厚さだけど苗を囲うには大きすぎ、で、
適当なものがないのです。

けれどもこうして探してみると、世間の方法に合点がいくもので、
農業用の肥料袋がちょうどいいのです。
大きさ、厚さ、バッチリ!

肥料袋だけ買うわけにもいかず困っていたのですが、
ありがたいことに、先日お世話になった農家さんが分けてくださることになり、
おかげさまで、家のトマトももう畑に出られそうです。

※風よけは改めて写真で載せます。

あとは特別気温が下がらない晴れの日を待つだけになりました。
今週中に定植できればと思います。


さて、肝心の苗を調達しましょう!

みなさんは苗を買うとしたら、
どこに買いに行きますか?

深川で野菜の苗を売っているのは、
種苗屋さん・ホームセンター・スーパー
と、大きく分けて3つです。

この中でもよりたくさんの種類が売られているのは
種苗屋さんとホームセンター。

どちらも同じようなものが置いてあり迷っていると、
地元の会社でプロである種苗屋さんの苗の方がしっかりしているという噂を耳にしました。

そこで、両社のトマトの苗を横に並べて植えた方がいたので
見せていただきましたが…
見事に元気さに違いがありました。

そんなことを知ってか、
4月中旬から様々な野菜の苗を入荷した種苗屋さんの苗は、
みるみるうちに売り切れ続出で、
再入荷が終わってしまったものが出てきているのです。

いやぁ~参りました。

買うのが早すぎても、
長い間家に置いていては弱ってしまうかもしれないし…
けれども欲しい野菜が手に入らなくなるかもしれない…

取り置きの対応もしていないそうで、
天気予報を毎日確認しながら引っ張るだけ引っ張りました。

ようやくこのタイミングで、買ってきましたよ。

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ミニトマトにピーマン、オクラなど、
10種類12個と10束の苗。

これでも1か月前に下調べしていた野菜のうち、
2種類は売り切れ&今年度終了でした。

さらには私が買った分で終わってしまった野菜もあり、
(やっぱりすごいなぁ種苗屋さん)と思うのと同時に、
それだけこの地域には家庭菜園をする人がたくさんいるのだということですよね。

市内を走って街中をよく見ていると、
自宅の庭やすぐ隣に野菜を植えている人が多いのです。

さすが農業地帯です。


せっかく手に入れた苗たち、
枯れさせないように大切に育てよう。


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by tsukam_m | 2016-05-31 16:33 | 農業女子 | Comments(2)

深川初体験


農業界の5月と言えば?

そう、田植え!

米農家さんは少し前から大忙しで、
やっと終わった頃という方もいらっしゃるそうですが、
六本木ヒルズの屋上でも実施されているように、
巷では田植え体験を開催しているところがたくさんあります。

先週から今日にかけて、私もさせていただきました。
人生初の田植えです。

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私が参加したのは、
深川小学校5年生の子どもたちを対象に、
深川市農業センターで行われたものと、
納内(おさむない)小学校の同様の田植え体験です。

つまりは小学校の課外授業に便乗させていただいたわけですが、
深川市ではこの時期、
どこの小学校でも田植え体験を実施しているそうです。

米どころならではの食育・農育ですよね。

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子どもたちはワイワイキャーキャー
とても楽しそうでした。

私も田植え靴と言われる長靴をはかず、
裸足で入っていったのですが、
とても面白い感覚で、ひざ下までズボッと入りむにゅっと動く、
なんとも言えない触感でした。

泥パックを足で贅沢に味わった感じです。

苗をもらって、見よう見まねで、
泥にチョンっと指すように植えていきます。

『土』に植える野菜から考えると、
『泥』に植える米は、
べちゃべちゃなのによく育つものだなぁと考えさせられました。

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余談ですが、
深川の小学生の少なさには驚きました。

私が小学校のころは5クラスあり、
知らない子やしゃべったことのない子もたくさんいました。

子どもは全国的に少なくなってはいるものの、
これだけの人数で一緒に育つ子どもたちは
きっとみんな友達で知らない子はいないのでしょうね。

全員が目の届く範囲とも言える、
少人数もこれまたよしですね。


先日、米農家の方が書いた新聞記事のコラムを読みました。

「田植え」と題して、
この時期の米農家の暮らしについて書いてありました。

農や自然を体験しよう!というグリーンツーリズムは、
各方面から人を呼び、今やどの農業地域にもあります。

しかし、体験者はその一過程しか経験しないわけで、
その前後、体験するまでの過程や、
体験する作業がどうつながるかを見ていくことはできません。

ましてや、収穫体験なんかは
成果品だけもぎとって終了です。

これはとてももったいないことかもしれません。

農業体験の最大の意味は、
農業とは生き物を扱う仕事であり、
一日や数時間、一瞬では終わらないことを理解することではないかと
私は思います。

田植え体験に使われた苗。
これは農家さんが天気と相談しながら、
何日も大切に育ててきたものです。

ここまで育てるのにどんな過程があるのか、
目には見えない様々な苦労と喜びがあるのでしょう。

作業が終わればハイッ終わり!
という体験ではなく、
体験の前後まで伝えることができたら、
最高の農業体験になるのではないでしょうか。


子どもたちはもちろん、
そうした経験のない人、農とは全く関わらずに暮らしている大人も、
田植え体験など様々な農とのふれあいを通して、
その豊かさに気づいてもらえたらステキだなと思います。

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by tsukam_m | 2016-05-30 15:26 | 農業女子 | Comments(4)

アリとコーヒー


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じゃがいもの芽が出てきてくれました!

あ~よかった…。

実は、5月13日に植えたのですが、
同じ日に植えたえんどう豆や、翌週まいた葉物の方が先に出てきたり、
土の表面が乾燥してバリバリになっていたので少し心配していました。

野菜の育て方は本やネット、
色々なところに載っていて、
必ずしもすべて同じではありません。

じゃがいもが気になっていた私は色々と調べ、ある情報に、
「畝の真ん中は溝を掘り少し低くする」とあったので、
(ちょっと土をかぶせすぎたのかなぁ)と思い、
先日、真ん中の表面を少し削っていました。

すると2~3日後には出てきてくれました!
もちろん、芽が出るのにかかる時間は野菜によって異なると思いますが…
ホッと一安心です^^

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こちらはミニごぼうです。

農家さんが教えてくれたタオル効果はテキメンで、
タオルをかけていたタネたちが次々と芽を出してくれています。

そうでなかったところとの差は一目瞭然で、
ミニごぼうは、タオルの長さが足りなかったところがまだ出ていませんでした。

わずかな差ですが大きな違いなのですね。


さて、昨日今日はマルチがけの日です。

農作業は、自分が想定する以上に
一つひとつ時間がかかるもので、
いつもあっという間にお昼になっていたり、
翌日に持ち越してしまったりします。

今回マルチをかければ、全ての野菜のベットが完成するので、
気合いを入れて畑に向かいました。

すると…

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なんと!
マルチをかける予定の畝と通路の2か所に、
アリが巣を作っていたのです(;゚Д゚)

これは水をかけた後ですが、
パッと見たとき、小さな穴が所々にあって、
変だなと思って近づいたら、アリが出てきた…

ものすごくショックでした;

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1か所でなく2か所ですからね!
しかも畝にくい込んでいましたからね!

確かに早くから畝を作っていた私も悪いかもしれませんが、
アリが巣を作っているところで野菜を育てることもできないので、
すぐに対策をネットで調べ、

①大量の水をかける⇒しばらく後で見たらまた穴ができてた×
②コーヒーの出しガラをかける⇒翌日見たらまだいたけどましかも?△

ということで、
できるだけ薬を使いたくない私は、
野菜と全然関係のないところで早くも虫と戦い始めることになりました。

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まさかこんなところで、という感じで、
複数の穴を見たときのショックはわりと大きかったですが、
まぁ確かに、自然の一部を借りているんだからなぁと思い、
自然とどこかに行ってくれることを願うばかりです。

アリの様子も少し落ち着いた(ということであってほしい)ので、
引き続きマルチングです。

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一足先にかけたマルチより、
ピンとキレイに張れました。
一度やって少しコツがわかった気がします。

テンションも上がり、
(よし次っ♪)
意気揚々と次の畝に向かいます。

コロコロコロ…

(…あれ?)

あと2つの畝を残し、
マルチのビニールが終了。
ちょっと計算ミスでした(笑)

追加で買おうかと思いましたが、
私の知っている市販のマルチは短くても20mで、
求めるものはわずか3m。

というわけで、緊急措置です。

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どこかで見たのですが、
"家庭菜園で使える!なんちゃってマルチ”を実践してみました。
家庭用ごみ袋を開いたものです。

手前の畝は少し長かったので、
45Lゴミ袋を3枚重ねました。

マルチも色によって効能が違うと以前紹介しましたが、
白色マルチと黒色マルチ、
2種類比べるのも面白いかもです。

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これですべての畝が野菜を迎え入れられる体制に整いました。

マルチングした畝はこれから1週間ほど地温を上げ、
トマトやナス、キュウリなどの苗を定植する予定です。

今日はトウモロコシもまきました。
タネから育てる分の野菜はすべてまき終わり、
あとは苗の野菜だけです。

楽しみ~^^

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by tsukam_m | 2016-05-27 16:09 | 農業女子 | Comments(4)

涼しいはずの北海道でも、
夏日の続いた先週の日曜日。

深川できゅうりを育てている農家さんで、
農作業のお手伝いをさせていただきました。

以前、市内で自営業を営む移住者の先輩方が集まった
オヤジ会でお知り合いになった農家さんです。

久しぶりのプロの現場でしたが、やはり、
生業としての農業は規模も労力も違いました。


何棟にも連なるきゅうりのハウス。
1棟4列、何十メートルに及ぶ畝には、
きゅうりの苗がびっしり植わっています。

2~3週間前に定植された苗たちは、
温かいハウスでグングン育って、
ツルを長く伸ばしていました。

今回の作業は「芽かき」です。
すでに1度終わっているそうで、
「今日は6節まで」というご指示が。

(6せつ…?)

私たちが”茎”と呼ぶ最も太い「主枝」から出る葉(の”茎”※)を、
根元から数えて1、2、…6枚目までに出ている脇芽をかく
という意味です。

※「葉」というと、葉緑体が光合成をするあの部分、
お菓子で言うリーフパイのあの形の部分だけを想像しますが、
その部分だけでなくその根元、主枝からのびた”茎”の部分も「葉」としています。

以前、「トマトの芽かきってなんだ?」の記事にも載せましたが、
芽かきとは脇芽をかく(切る、とる)ことで、
脇芽とは主枝と葉の間から出た芽(”茎”)のことです。

今回のきゅうりはすでに3節目までの芽かきを1度されていたので、
大きな芽かきは4~6節目の3つでした。


ハウスは午前中ですでに33度になっていて、
苗たちもまだしゃがんで作業する高さです。

長ーい畝に植わった数えきれない苗たちを相手に、
4人で、一斉に、こっちからあっちへ進んでいきます。


とても根気のいる作業でした。

暑さは、北海道の人よりかは免疫がついている私ですが、
その作業の体勢はなかなかのもの。

しゃがんで、苗を丁寧に扱い、
節の数を数えながら間違えないように芽をかいていく。
1つ終わって次、また次、
カニ歩きのように続く作業は何時間やっても終わりません。

ついにすべてのハウスを終わらせることはできませんでしたが、
足腰、太ももの負担は大きく、
これが、これも、農業なのだと改めて実感しました。

尊敬と感謝の気持ちでいっぱいです。


一方、作業に慣れてくると、
だんだんと葉と脇芽の見分けがパッとつくようになってきました。

それぞれの形状や伸び方が、
よく見たら違っていることがわかり、
もっとよく見ると、
一見無造作に茂っているように見える茎や葉も、
一定の規則をもってそれぞれの場所に生えていることにも気づきました。

なんだか面白い発見で、嬉しかったです。

野菜によって色々と違うとは思いますが、
こうした大きな規則はたいてい共通するでしょうし、
これからの野菜作りにも活かせそうです^^


もう一つ、嬉しい収穫がありました。

私が畑を始めたことを知っている農家さんに、
休憩中、畑の乾燥や水やりが気になっていると相談したところ、
こんな方法をしている人もいるよと教えていただいて…

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タオルをかぶせてきました!

こうしておくと乾燥が防げるそうで、
種まき後、マルチでは温度が上がりすぎるので、
タオルで適度に保湿し、芽が出たら取ってあげます。

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次の日見てみると、
タオルのかけていた所とそうでない所では、
こんなにも違っていました。

いいアイディアです。

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さらに次の日。
なんと芽が出ていました!(^^)!やったぁ~

小松菜にラディッシュ、
タネまきから4日でお目見えです。
ありがとう。


こんな調子で、
農家さんでも色々と勉強させていただきながら、
畑も一歩ずつ進んでくれています。



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by tsukam_m | 2016-05-25 10:58 | 農業女子 | Comments(2)

「いやぁ~見違えたね。大したもんだ。
女の人一人でここまでやるなんて今まで見たことないよ。」


5月に入ってから、
市民農園にはたくさんの利用者が見られるようになりました。

全26区画の畑を覗いてみると、
みなさん様々に畝を作り、野菜を植え始めています。

お隣の区画のおじいさんは、農園15年のベテランです。
目と鼻の先に住んでいらっしゃることもあり、
農政課としてフライング気味に通っていた私を、
当初からずっと見てくれています。

そんな中、先日お会いしたとき、
うれしいお言葉をくださいました。


私の畑作業は、いつも一人です。

これは協力隊としての私だけのプロジェクトなので、
市役所の職員や誰かと共同でということはなく、
一人でただ淡々と計画し、実行し、進めています。

中には、
家庭菜園や野菜作りは子どもの頃から実家でやっていた、とか、
馴染み深い野良仕事のように思う地元の方もいらっしゃるかと思いますが、
私のしていることも全く同じ目線で捉えられると悲しいです。

確かに一人でやっていると、
企画を一緒に進める市役所が逐一見てくれているわけではないので、
(自分のやりたいことややっていることはきちんと伝わっているだろうか)
と不安になることもあります。

でも、お隣さんのように、
企画の目的や内容を詳細に知らなくとも、
見てくれていている人がいたことは純粋に嬉しかったです。

「塚本さんこれまで何かやってたでしょう?
見てて思ったよ、手つきが違うから」

そんなに見られてたんだ!とビックリしつつも、
思いがけないありがたいお言葉でした。

深川に来たきっかけになった、
和寒での農業体験も浮かばれ、つながったように思います。


もちろん、
こうしたことを言われるためにやっているわけではありません。

何のためにやっているか。

本来片手間の野良仕事をしているかもしれないけれど、
私にはそうではありません。

そこに何を見出しているか、理解してもらえれば、
きっと私がしていることの意味が伝わると思うかなと思います。

野菜作りはスイッチ一つでデジタルにできるものではないので、
長い時間をかけて、野菜を育て、
何のためにやっているのか示していきたいと思っています。

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ちなみに、最近はお隣さんだけでなく、
他の利用者や近くの畑の方々も声をかけて下さるようになりました。

若い女性が畑にいるのは珍しいでしょうね。
「何植えてるの?楽しみだね」とみなさん好意的でありがたいです。

さらに先週は私の所属する農政課の
部長・課長・課長補佐も寄って下さり、
ほとんど何の芽も出ていない畑でしたが、
現場を見てもらって、不安が少し取れました。


一人ではないという意識を持つことは、
自信と責任につながるような気がします。


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by tsukam_m | 2016-05-24 14:31 | 農業女子 | Comments(2)

先週末から今日にかけて、タネまきをしました♪

にんじん、ミニごぼう、玉ねぎ、葉ネギ、
大根、ラディッシュ、小松菜、枝豆、大豆。

直播きの野菜です。

直播き(じかまき)とは、
畑に直接タネをまく方法です。


すべての野菜はタネから始まりますが、
例えばトマトのタネなんて、
あんまり見ないし買わないですよね。

実は野菜によっては、上手に育てるために、
生育段階に合わせて土や温度などの条件を整える必要があるものがあり、
セルやポット、温度管理のできるビニールハウスなどを使って育てられます。

プロや農家ではない一般人には、
そうした野菜をタネから発芽させて苗まで育てるのが難しく、
時間的にも節約でき、確実に育てられる苗を買うのが普通です。

そうした野菜とは対照的に、
一般人でもタネから作れる野菜もあり、
それが、今回まいた直播き野菜たちです。

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ほとんどの野菜を「すじまき」しました。
こうして直線に溝を掘って、
そこにタネをパラパラっとまいていく方法です。

一見適当ですが、
芽が出てから間引きして、間隔を調整し、
よい葉・根が育つよう手入れします。

ちなみに間引いた葉たちも、
野菜によっては食べられます。

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ほんのちょっとウソをつきました。
玉ねぎは直播きでなく、苗です。

今回、直播きのタネまきばかりで、
トマトとかはまだ植えないの?と思った方もいるかもしれませんが、
北海道の時期的に苗の定植にはまだもう少し早いです。

日中の気温はありますが、
朝晩は肌寒いこの時期に露地で苗を植えてしまうと、
弱ってダメになってしまうことがあるそうです…

けれども、市民農園の他の区画で
みなさんいち早く植えていたのは玉ねぎ!

お隣さんにも聞きましたが、
どうやら玉ねぎはもう植えても大丈夫なようで、
苗植え野菜の中では一足先に定植しました。

野ざらしではまだ早いトマトやナスなどの他の苗も、
工夫を施して植えられたものが先週にはたくさん見られるようになりました。

露地であっても寒さに当たらないように、
寒冷紗やネットをかけていたり、
肥料が入っていたビニール袋の上下を切って棒でつっぱり、
苗を囲っていたり。

いろんな工夫に勉強させられます。

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次に、枝豆と大豆用にベットをパワーアップさせます。
「マルチング」です。

これはビニールマルチと言って、
黒以外にもシルバーや透明などの色があり効能も異なります。

畝全体をビニールで覆い、
土の温度を上げたり、抑えたり、乾燥や雑草を防ぐなど、
色々な効果があるそうです。

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くるくるっと端まで広げ、
周りに土をかぶせたら完成。

農家さんで見てきたようにキレイにはいきませんでしたが、
なんだかこれだけで畑がちょっとランクアップした気がします(笑)

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少し日にちを置いて、
地温を上げたところでタネをまきます。

カッターで穴をあけ、タネをまいて土をかぶせて、
水をたっぷりやって、鳥よけのペットボトルをかぶせました。
※ペットボトルは数が間に合っていません^^;

奥半分が大豆、手前半分が枝豆、
つまり、すべてタネは同じですが、
手前は未熟と言われる青いうちに採ります。

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(左奥の枝豆・大豆だけまく前の写真ですが、)
半農女子農園、タネまきが進み、
だんだんとベットが埋まっていきます。


もちろん、直播きのタネでも、
放っておけば芽が出るわけではないので、
水やりや温度、鳥・虫の被害に気を付けながら、見守る必要があります。

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すると今日、
記念すべき第1号の芽を発見しました!

最初にまいたえんどう豆です。

見にくいですが、他にも6つくらい出ていて、
それはそれはとーってもうれしかったです♪

最近天気が良すぎて、乾燥を心配しているのですが、
みんな~がんばって育ってね~!

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by tsukam_m | 2016-05-23 15:57 | 農業女子 | Comments(2)

こんなこと、聞いたことありませんか?

「家で食べたスイカの種を庭に放ったら芽が出てきた」とか…

放っておいても芽を出したり、
大きくなる野菜は往々にしてあるようですが、
きちんと実を付けたり、病気にかからないようにして、
人が食べて美味しいと思えるものにするには、
手をかけてやる必要がある。

それが野菜作りのようです。

今朝はその作業のひとつ、
トマトの「芽かき」をしました。


野菜でも花でも、
色々な植物の栽培手順に「芽かき」があります。

芽かきって何でしょう?

ずばり、
脇芽=主枝(一番太くしっかりした枝)やその葉(の茎)からでた芽(茎)を
かく=取る=切ることです。

植物は放っておくと四方八方に枝を伸ばし、
大きく茂っていきます。

トマトのように実を食べる野菜の場合、
一つひとつの実がより美味しくなるよう、
栄養を行かせる茎を厳選してあげる。

これが私の言葉で言う「芽かき」です。


芽かきをしないと茎や葉は茂って、
その分実の数も多くなるみたいですが、
茂る茎や葉の成長に栄養が取られ、実の成長が阻害されます。

一方、芽かきをしてあげれば、
選抜した茎に栄養がいきわたり、
より美味しい実が成るそうです。

厳選した茎にいかに実を多く成らすか、
これもまた人の手をかけるポイントのようです。


とは言え、
私も初めて勉強したのでわかっていなくて、
実際にトマトを目の前にしていざ芽かき!と思っても、
そもそもどれが脇芽なの?!状態。
どれをとっていいのか…難しかったです。

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持っているのが脇芽。
ちょうどとったところなのですが、
主枝とその葉(の茎)の間から伸びていました。

これが脇芽だそうです。

実は、このトマトはシンディースイートという中玉トマトで、
剣淵VIVAマルシェのセミナーでいただき、そのとき佐藤さんに、
「これを取ったらいいですよ」と教えていただいていました。

他にもいくつかあって、
取ったら少しスッキリ。

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だいぶ伸びてしまっていましたが、
プランター下に置いてある分だけとりました。

トマトの脇芽取りは、最終的にどうするかというと、
1本仕立て:主枝1本メインで育てていく
2本仕立て:主枝1本と、脇芽1本を大きく伸ばし、枝が2本に分かれている状態で育てていく
という2つの方法があるそうです。

これも佐藤さんに教わったのですが、
2本仕立ての方がやはり実の成る数が多いようで、
ぜひ挑戦してみて下さいと仰ったので、
やってみようと思っています。

つまり、元気な脇芽を1本だけ残しています。

この脇芽が、主枝と同じくらいの太さになって上手く育ってくれれば、
トマト一つの苗で通常の1.5倍くらいの実が採れるそうです。


また、芽かきをするのは
日光が出て一日中お天気の日にするのがいいそうです。

ポキッと折った茎の断面から、
病気に感染するのを防ぐため、
日光に当てて乾燥させることが必要なんですって。なるほど。


栽培本を読んでも、時には先生に聞いても、
生き物はマニュアル通りにはいかないし、イレギュラーもあったりで
なかなか難しい作業ですが、

野菜も人と同じで、栄養などをどう取るか、など
”成長を手助けしてあげること”と考えると、
難しく考えなくてもいっか!と思えてきます。

一つひとつ勉強して、
うまく手助けできるようにがんばります。


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by tsukam_m | 2016-05-20 11:09 | 農業女子 | Comments(2)

野菜たちのベット完成!


作付け計画に沿って畝を作っていましたが、
ついに今日、すべての畝が完成しました。

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数にして全部で12。
日当たりを考え、南北に長く作っています。

すでに植えてあるえんどう豆とじゃがいも以外は、
ひもを残したままにしています。

タネ撒きのときに肥料を畝全体にすき込むのですが、
形がまた少し崩れるので、
それまではひもを残してキレイに整えられるようにするためです。


さて、ここで『肥料』について書いてみたいと思います。

野菜作りには肥料をやることが欠かせないようです。
そのタイミングは、
・タネまきや苗の定植時(最初)と、
・その後の生育時(途中)数回で、これを追肥と言います。

この、最初の肥料の撒き方なのですが、
「全層施肥」と「溝施肥」という2つの方法があるそうです。

全層施肥:畝全体にすき込む
溝施肥:タネ・苗を植える場所に掘った溝(穴)に撒く

この2つは根っこへの肥料の効き方が違うので、
植物のどの部分を食べる野菜なのか等で向き不向きがあります。

ただ、「溝施肥」は間違えると根っこが”焼ける”そうなので、
初心者には「全層施肥」がおすすめとのことです。

そんなわけで、
私はマルチをする畝以外、全層施肥します。
※「マルチ」はまた今度説明します^^

聞くところによると、そこまで気にせず適当に撒く方もいるようですが、
せっかく撒く肥料なので、最大限・最適に効いてほしいので、
私の最初の畑は、ちょっと丁寧にやりたいと思います。


いよいよ来週、種撒き第2弾に入り、
本格的に作付けが始まります。


一方、自宅に待機している野菜たちもいます。

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今日、協力隊の野田さんに
バジルとパセリのタネをいただきました。

2つとも、タネから上手く育てるには
専用のポット(セル)と培養土、それに暖かい気温が必要で、
畑に直播きでは難しいようです。

が、私にはそれらの専用道具がないので、
がんばってありもので挑戦してみています。

これまでにもらった苗が入っていたポットと、
堆肥をほどこしてある畑の土。
と、夜は自宅の暖かい温度。

大丈夫でしょうか(笑)

バジルとパセリに申し訳ないですが、
これでも芽が出てくれたら嬉しいです…

芽が出て葉っぱが数枚出たら、
大きな畑に植えてあげるから、
何卒出てきてください。

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さらに、以前から各地でいただいている苗も、
畑に植えるには気温がまだ寒く、早いので、
自宅でぬくぬくしています。

北海道のこの辺り、この時期は、
昼の気温が上がっても、朝晩はまだ一桁です。

トマトやナスなどの野菜の苗は、
寒かったり、霜が降りたらダメになってしまうそうなので、
露地にはまだ植えられません。

十分な気温になる6月まで、
自宅の狭いプランターで待機しています。

待ち遠しいです。


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ちなみに今日、キツネがいたんですよ!
画面中央、向こうを向いていますが、わかりますでしょうか。

さすが北海道ですね。

なんて悠長なことを言ってる場合じゃないかもです。
育てた野菜が食べられませんように…




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by tsukam_m | 2016-05-19 14:45 | 農業女子 | Comments(2)

半農女子の道具たち


第1回目のタネまきを終えた半農女子農園。

現在、来週予定している第2弾のタネまきに向け、
畝立て(=畝を作ること)真っ最中です。

野菜作りの工程が進むにつれ、
使う道具も増えてきました。

というわけで、
今日は普段使っている道具を紹介してみたいと思います。

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右から順に、
①クワ②レーキ③剣先スコップ④スコップ(シャベル)⑤手袋

誰もが見たことのあるものだと思いますが、
実は、よく知っているようで、知らなかった…!
と思うところが私には多々ありました。

①クワ
単純な作りですが使いこなすのはなかなか難しく、
時間と慣れが必要なようです。

でも、この間までスコップ1本で作業していたので、
クワが来てからそのありがたさを強く感じています。

この形、意味がちゃんとあって、
クワならではの働きをしてくれます。
畑を耕すには欠かせません。

②レーキ
土の表面をならすのに使っています。
私は初めて使ったのですが、
ゴロゴロした大きな土の塊や、抜けた雑草が引っかかって取れてくれるので、
とても便利な上に気持ちがよいです。

③剣先スコップ
これ、「スコップ」だと思っていた人!
「剣先」スコップですよ!けんさき!
いや、私も全然知らなかったんです…。

スコップって種類があったのですね。
確かに四角いものも見たことがあります。
いやはや、勉強になります。

④スコップ(シャベル)
これは幼稚園の芋ほりでも使いました。
誰にでも馴染みのあるものだと思います。

以前テレビで見ましたが、
実はこれ、地域によって呼び方が違うそうで、
「シャベル」と「スコップ」に別れるそうですよ。

⑤手袋
手袋なんて誰でも知ってらーと思うかもしれませんが、
私はこの手袋ひとつにも農業の奥深さを感じます。

農家さんは色んな種類の手袋を持っています。
用途によってその質、厚さ、長さなど、
様々に使い分けています。

実際、土起こしなどのこれまでの作業には
この写真の手袋(ゴム&綿素材、ごく普通の厚さ)でOKでしたが、
小粒の種のタネまきとなればつかみにくくて不向きです。

たくさん汗をかくダイナミックな作業もあれば、
とても繊細な細かい作業もある。

幅広い農です。


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by tsukam_m | 2016-05-18 14:50 | 農業女子 | Comments(2)

ステキな男性に出会ってしまった…!


北海道は剣淵町。
軽トラで農産物を販売する「VIVAマルシェ」。

どんな団体か、私の言葉で言うよりも、
このHPを見てもらうのが一番です。

▼剣淵町軽トラマルシェ

私は以前から存在だけ知っていたのですが、
HPを見たのは最近で、
こんなにカッコイイ団体だとは全然知らず…


先週土曜日、
VIVAマルシェのメンバーが講師となるセミナーに参加し、
副代表の佐藤さんにお会いしました。

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すごくお人柄溢れるセミナーでした。

内容は、「プランター農業」と題して、
自宅でも小さく農業ができますよと、
家庭向けの野菜の作り方を教えてくれるものでした。

今回はマルシェではなかったですが、
農家さんが、これまでにない新しいスタイルに挑戦し、
自らの手で農業を振興しようとしていることがひしひしと伝わり、
本当にカッコイイと感じました。

一見、ただのプランター栽培の講習ですが、
佐藤さんはエプロンにおしゃれ帽子。
その印象的な姿は、何を語らなくとも、
人に訴えるものがあります。

講習の内容ももちろん、
こうして各地で輝く農家さんを見て、
なんだかわくわく、嬉しい気持ちになりました。

女子だけでなく、農業男子もステキです!


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ちなみに、剣淵町は深川より北、
旭川よりもっと上にあります。

行く途中、桜が咲いていたり、
快晴でとても気持ちのいいドライブでした。

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道が長~いでしょ。

だいたい北部へ行くときは道が決まっているのですが、
剣淵は和寒の向こう隣り(北側)にあるので、
北から来る反対車線に和寒時代の知り合いが通ったのがわかりました。

この辺りは田舎で、
大きな買い物などは旭川に行ったりするようですが、
旭川でもよくすれ違います(笑)

道が選ぶほどなかったり、
行く場所が決まっていたり、
そういうところが田舎は面白いです。

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桜が咲いているかと思いきや、
見事な雪山も。

これは大雪山かな?

とにかく、道を走っていてドーンと現れる絶景は圧巻です。


北海道に旅行に行くなら夏がいいと言われますが、
この時期のこうした景色もすばらしいです。

なかなか、住んでいる人でないとわからない日常ですね。


剣淵までは1時間半くらいかかりましたが、
気持ちのいいドライブと、ステキな農家さんにお会いできて、
本当によい一日でした。



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by tsukam_m | 2016-05-17 10:23 | 農業女子 | Comments(2)